百町駅(ひゃくちょうえき)は、かつて福岡県山門郡三橋町(現・柳川市)大字百町に置かれていた、日本国有鉄道(国鉄)佐賀線の駅(廃駅)である。佐賀線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月28日に廃駅となった。
歴史
- 1937年(昭和12年)6月10日:国有鉄道佐賀線の筑後柳河駅 - 三橋駅間に新設。旅客のみ取り扱い。
- 1944年(昭和19年)11月11日:前日限りで運輸営業休止。
- 1947年(昭和22年)2月11日:営業再開。旅客、荷物を取り扱う一般駅となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日:業務委託駅となる(日本交通観光社に委託)。
- 1971年(昭和46年)10月20日:荷物の取り扱いを廃止し、無人駅化。
- 1987年(昭和62年)3月28日:佐賀線の全線廃止に伴い、廃駅となる。
駅構造
廃止時は、1面1線の単式ホームを有する無人駅であった。
駅跡
駅跡は福岡県道703号柳川筑後線として道路化され、その痕跡を残すための石碑が建っている。しかし、完全に道路として整備されており、かつて鉄道があった面影は残されていない。現在、西鉄バス船小屋 - 柳川線の「百町」バス停が駅跡地付近に設置されているのみである。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 佐賀線
- 筑後柳河駅 - 百町駅 - 三橋駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧



