石倉町(いしくらまち)は、群馬県前橋市の地名。石倉町と石倉町一丁目から五丁目からなる。郵便番号は371-0841。面積は0.83km2(2013年現在)。
地理
前橋市の西部、前橋台地、利根川右岸に位置している。
隣接地区
- 紅雲町
- 大手町
- 岩神町
- 下石倉町
- 元総社町
- 大友町
河川
- 利根川
歴史
戦国時代頃からある地名である。江戸時代に入ると「内藤分」という地名になった。内藤分村ははじめ総社藩領、寛永10年に高崎藩領、元禄8年からは前橋藩領だった。
年表
- 1889年4月1日 町村制施行により、内藤分村が元総社村、大友村、大渡村と合併し西群馬郡元総社村が成立する。
- 1896年4月1日 郡の統合(西群馬郡と片岡郡の統合)により、元総社村が群馬郡に所属する。
- 1917年 元総社村の大字であった「内藤分」は石倉と改称される
- 1954年4月1日 周辺1町5村(上川淵村、下川淵村、芳賀村、桂萱村、群馬郡東村、総社町)とともに元総社村は前橋市へ編入する。そのため前橋市石倉町となる。
- 1958年 一部が現在の石倉町2-3丁目となる。
- 1974年 一部が現在の石倉町1丁目となる。古市町の一部を編入し、1-3丁目となる。
- 1975年 一部が大渡町1-2丁目となる。総社町総社、大友町の各一部を編入し、石倉町1-3、5丁目となる。
- 1977年 一部が大友町1-3丁目となる。
- 1978年 一部が小相木町1丁目、古市町1丁目、新前橋町、下石倉町になる。
- 1983年 総社町総社、大渡町、石倉町の各一部を編入する。
世帯数と人口
2017年(平成29年)8月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
鉄道
上越線の線路があるが、鉄道駅はない。
前橋駅の当初の所在地であり、跡地に記念碑が設置されている。
バス
道路
国道は国道17号が通っている。県道は群馬県道10号前橋安中富岡線、群馬県道12号前橋高崎線、群馬県道・埼玉県道13号前橋長瀞線、群馬県道105号総社石倉線、群馬県道109号石倉前橋停車場線が通っている。
施設
- 石倉城
- 石倉城二の丸公園
- 前橋ロングサンドホテル
- ホテルサンダーソン
- 部落解放同盟群馬県連合会(群馬県部落解放センター内)
出典
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川地名大辞典 10 群馬県』角川書店、1998年7月8日。ISBN 4-04-001100-7。




