嶋津の森(しまづのもり)は和歌山県新宮市熊野川町嶋津にある森。
概要
熊野川の支川のひとつである北山川の中州にある森で、かつては人も住んでいたが嘉永5年(1852年)に流域を襲った洪水によって集落が流出、その後は無人となっている。およそ60種類の植物が自生するが、これはこの洪水の際に流れ着いた種子などが元であると言われる。
1986年(昭和61年)9月10日に熊野川町の天然記念物に指定され、2005年(平成17年)の新宮市との合併に伴い新宮市天然記念物となったが、2011年(平成23年)に発生した台風12号による洪水で森の一部が流出したほか、内部に土砂や流木・ゴミが流れ込むなど大きな被害を受けた。
脚注
外部リンク
- 嶋津観光協会
- 嶋津の森 - み熊野ねっと



